私の仕事

7/17(日)天気:雨のち曇り

今日は私は日勤、本当であれば昨日野球の試合だったが、今日に延期になったために妻と息子は野球へ行ってしまった。決勝戦だったので観戦したかったが仕方がない。

あいにく午前中は雨だったが、球場の吸水作業でなんとか試合はできたようだ、試合には負けてしまったみたいだが、雨の中みんな頑張った。

今日も仕事が遅くなってしまったので私の仕事について少し触れたいと思う。

 

 

自己紹介に看護師をしていると書いてあるが専門分野は精神科だ。入院患者さんのお世話をしている。多分普段の生活で精神科について触れたことのない人が多いと思うが最近ではメディアでも多く取り上げられる分野になっていると感じている。

 

 

精神科のイメージはどうだろうか、実習に来る看護学生さんはそろって怖いイメージを持っているようだ、それは当たり前だと思う。なぜなら人間は未知のものを恐れるからだ。それにメディアも精神科疾患をもった人が起こした事件を大きく取り上げる、これも偏見につながっているのだ。

 

 

私は長年精神科で仕事をしている、精神科の患者さんを心から恐ろしいと感じたことは一度もない。むしろ考え方が純粋で誤解を招くかもしれないが可愛い人々なのだ。

ただ一筋縄では精神科の患者さんと付き合っていくことは難しい、正しく病状を理解すること、病状に侵されていない本来の人格を理解することが必要だ。

 

 

患者さんは病状によって興奮したり看護師に対してネガティブな印象を与える行動をとることがる、時には暴力になることも。しかし本来の姿ではないと理解し、病状だと許せる広い心と多少の暴力に負けない屈強な肉体が必要なのだ。

 

 

よく患者さんを押さえつけるために体を鍛えてるんだろと心無い言葉を浴びせられることがあるが、それは違う。順序が逆なのだ。自分の体に自信が無ければ興奮している患者さんと冷静に向き合うことは難しい。

 

 

これは個人的な考えなので参考にしないでほしいが。人と人とが本当に分かり合うには個人情報だ、接遇だ、コンプライアンスだと壁を作っていては永遠に理解することなどできないと思っている。多少の自己開示や冗談を言って笑いあえなければ本当の理解には程遠い。私はお調子者でとことんコミュニケーションにおいては失敗ばかりしてきた、だけど失敗を恐れていては本当に理解することはできないのだ。

 

 

看護学生にはよく言っている、失敗を恐れるなと。しかし謙虚さや素直さが必要だとも言っている。自分が相手に不快な思いをさせてしまったら素直に謝れることが必要だと、学生が失敗しても一緒に謝れる指導者でありたい(ただの平社員だが)。

 

 

何だか自分の仕事のことを書き始めたら、ついつい熱くなってしまいました。まとまりもなくて申し訳ありません(正直に)。

しかしながら興味がる人のコメントなどあれば精神科の看護師さん(一般的でなく個人的な)の考えなども紹介できればと思っています。

 

 

今日は1万歩ギリギリでした。