子供達の約束を守りに

8/12(金)天気:曇り

今日は子供たちの約束を守りに行く日だ。一番下の息子は定員オーバーで地元の学童に入ることが出来ず、一年間隣町の学童に通っていたのだ。そこの子供たちに会いに4月に一度お邪魔したことがあったのだが、買えり間際「どうせもう来ないんでしょ」と言われたので夏休みに会いに来るよと約束していたのだ。

 

 

しかしコロナ禍で行くかは判断が難しかった、電話で確認したところ普段通り運営しているとのこと、お盆が近いので預かる子供の人数も減っていると情報を得た。

以前通わせてもらっていた学童は児童を100人以上を受け入れており、規模が大きかった。

感染対策を万全に行くことにしたのだ。

 

 

以前お邪魔したときは8時間も滞在し、その間鬼ごっこだ、かくれんぼだと全力で子供達と遊んだのだがとんでもない疲労感だった。気合を入れて着替えなども持参し乗り込んだ。私は子供たちに大人と思われないようで、カンチョウされたりパンチされたりと遠慮が無い。子供たちの洗礼を受けながらまた、一緒に全力で遊ぶのだ。

 

 

アイロンビーズをしているときは平和だったが、同級生の子供たちは私に腕相撲を挑んできたりメガネを引っ張って外したり髪を引っ張ったりと節操がない。しかし親の話になった時にお父さんがいないと話してくる男の子がいて、お父さんとお母さんがわかれたのだと教えてくる。しかしその子は悟ったかのようにたまに父親に会いに行き、一緒に過ごすことを淡々と話すのだった。

 

 

その子は私と手をつないで離さない、座っても私の膝枕の上に座り落ち着いている。切なさが込み上げてきたが、悲しい顔は見せられない。突いてくすぐると喜ぶのでしばらくはじゃれあっていた。その様子を見て他の子供たりも私の上に重なりあって来る。

私の気持ちは満たされていた。

 

 

以前来た時も母親が病気で亡くなったという男の子がいてお祖母ちゃんが迎えにきていた。その子のお弁当はパンケーキにメープルシロップが添えてあり、まるでオヤツのようなお弁当、普段から甘いものが多いのだと皆が声をそろえて教えてくれる。お祖母ちゃんが作ってくれるのそうだが、とても可愛らしく盛り付けてある。

 

 

私はお祖母ちゃんが孫が寂しがらないようにと精いっぱい甘いお弁当を作っている姿を想像して目が潤んでしまった。一緒に鬼ごっこをした時その子は足が速くて捕まえられない、スゲースゲーと褒めちぎった。今はバスケットを始めたと教えてくれる、学校は違うけれど、この友情がいつまでも続いてほしいと心から願うのだった。

 

 

今日は走り回るだけではなく、アイロンビーズや塗り絵、テーブルゲームなども行ったので意外と歩数ははかどらず、7千歩程度だった。帰って19時近かったがランニングへ出かけ何とかノルマは達成した。周囲は暗かったが携帯のライトで照らしながら走ったので何とか完走することが出来た。