坂、坂、坂

8/30(火)天気:雨のち曇り

今日は雨降りで外では何もできない状況だ、午前中いっぱい映画を見ていたのだが、途中で眠くなって居眠りしてしまい、気付くとエンドロールが流れていた。動かないのにお腹が空いてポテチやらアイスやら昼食にはカップ焼きそばなどジャンクな物ばかり食べてしまう。しばらく外を眺めてると雨がやんできた。

 

11月のマラソン大会を目標にしているのだが(まだ出場するかも分からないけど)、コースには長い急な坂がある、私が走っているコースは平坦で坂らしい坂はないのだ。今日は坂道のトレーニングを行うことにする。

 

普段より片道1.5㎞ほど伸ばして長い坂を攻めてみよう。

ここはまだ緩い坂だが距離はまずまず、徐々に呼吸が上がってくる。この坂を下ると本格的な坂が待っている。

ここが今日の最難関、奥にさらに急な坂が待っている。坂を上り切った時には「エイドリアーン」と叫びたかった。気温は低かったがアンダーシャツの袖から汗がほとばしっていた。

下りは膝が抜けてしまうかと思ったが今までのトレーニングのたまものか、しっかり地面の衝撃を受け止めて走り続けることが出来た。最後の坂を上り切れ!

最後の坂を上り切ればあとは緩やかな下り坂、坂道のトレーニングはキツイ。

 

しかし下りに入ってからは身体が軽い、坂での負荷が解放されたからなのか帰り道も4㎞ほどあるがグングン走れる。走り切って距離を確認すると8㎞も走っていた。

足も尻もパンパンだったが自分にまだ伸びしろがあるなと嬉しくなった。

 

夜に息子を寝かしつけてからブログを更新しようと思ったがそのまま一緒に寝落ちしてしまった。疲労は蓄積しているようだ、筋肉痛もここ数か月、治まることもなく常にどこかしら痛い状態が続いている。しっかりと休養したい気持ちと、走らないと瞬く間に体力が落ちて太ってしまうのではないかと言う強迫観念に縛られている自分もいる。

 

ダイエットと言うのは麻薬的な一面もあるのだなと実感している。私の病院でも拒食症の患者さんが来ることがあるが、誰が見ても痩せすぎだろうと思っても体重が増える事への恐怖心が常にあって、食べたものを吐き出したり食べられなくなるのだ。その気持ちが分かるようになっている。私の場合は方向性が違うが体重が10㎏も減ると見た目はかなり変わるし周囲から「痩せたね、誰だか分からなかったよ」と声をかけられるとかなり嬉しい、脳の中で快楽物質が出ているのが分かる。

 

運動をさぼったことで太ることはかなり悔しい、私は40歳をこえているので今のモチベーションを保つのも難しく、一度さぼり癖がついたら立て直すのは相当なエネルギーが必要だ。それ以上に体の変化に歓喜し止められなくなっている。このようなフィットネスから徐々にマラソントライアスロン、ボディービルに挑戦する人が出てくるのは身体を鍛えることに快楽を得ているからなのだろう。

 

私はまだ序の口だがとりあえず怪我にだけは気を付けて動けるオジサンを目指そう。