お久しぶりです(前回のあらすじから)

11/6(日)天気:晴れ

久々の投稿になります、1ヶ月以上ブログをサボってしまいました。

 

前回のあらすじ

アラフィフのオジサンがブログを開始(5月末頃から)、何を題材にしていいか分からずに、趣味の散歩をブログの上げてみることにしたそうな。田舎の自然を紹介しながら昆虫や植物、風景を題材に毎日頑張ってブログをアップしていました。しかし散歩を通してダイエットに取り組み始めたオジサンは1日10,000歩を目標に2ヵ月歩き続けた結果、体重が2~3㎏体重が減ったため歩くだけでは物足りなくなったのです。

 

 

初めは休み休み2㎞走っていましたが徐々に距離は伸びて行って10月末には12㎞ほど走れるようになりました。その頃体重は75㎏→65㎏まで10㎏減少しダイエットに成功、ランニングが日課になりました。9/23にブログは途絶えてしまったのですが何があったかと言うと、長距離に挑み始めて身体への負担が大きくなりブログに費やす時間を休息(睡眠)に当てたかった事が一つ、もう一つは職場でのコロナの流行でした。

 

 

私は精神科の看護師です。この1か月余り自分がコロナに感染することはなかったのですがスタッフが次々濃厚接触者、感染者となり長期休職を余儀なくされ職場の人員不足は急加速、自分の予定も立てることが出来ないほど勤務変更が相次いで疲れ果てていました。それでもランニングは継続、なぜなら11/5(土)にスポーツ少年団の駅伝大会に参加が決まっていたからです。

 

 

私の中で液晶画面を見たくないという現象が出現しパソコンは職場の電子カルテでウンザリしてしまいスマホも今まで馬鹿みたいに毎日開いて遊んでいたゲームにも関心が無くなってしまったのです。そのため1ヶ月以上ブログの更新を止めていました。

 

 

長い前置きになってしまったのですが、その間に起きた出来事を紹介します。

自律神経失調症で休校してしまった娘のリハビリのため散歩に誘ってさもない世間話をしながら自然を眺めていると秋なのに頑張っている昆虫や生き物に遭遇しました。

カヤネズミ

道端で刈り取られた茅野に身を隠すようにうずくまっていたカヤネズミ、逃げることなく固まっていました。撫でても逃げません。娘が話すにはカヤネズミは秋が繁殖期でつがいだったのではないかと、とても可愛い。

可愛いだけではなくて定番のカマキリや季節外れの毛虫も徘徊してました。

カモシカ

カモシカにも遭遇、カモシカは直ぐには逃げないで人間をジッと見ています。目の下に模様があるので目が4つあるみたいで不気味。10ⅿまで近づいたらノシノシ山に入っていきました。

山の紅葉

今が一番の紅葉シーズン、もう少ししたらあっという間に枯れ落ちてしまうのでしょう。

 

 

そして何より報告したいのは昨日行われた駅伝大会の結果です。

私は35歳以上のマスターズで参加、2.8㎞を5人でリレーして走るのですが、私は第一走者を任されてとても緊張していました。なぜなら長い期間走り回っていた私は何のために走っているのか目標を見失いつつあったので、この駅伝大会に並々ならぬ思を持っていたからです。約半年間の集大成を発揮したいと。

 

10㎞以上普段から走っていれば2.8㎞なんて楽勝でしょと思うかもしれませんが、全く別の競技!ほぼ全力疾走で走るようなもので初めは全力で走っても15分台でしか走れなかったのです。長い坂道もあり坂道の訓練も必要でした。11月に入ってからはコースを走り込みタイムを14分、13分、12分と縮めていきベストタイムは11分48秒までもって行ったのです。

 

大会当日、朝7:45に集合し試走の開始、気温は3度まで冷え込んでいました。小学生、中学生、一般、マスターズのチームが参加、全16チーム。内マスターズは6チームで競われました。マスターズ以外は同じコースを7人でリレーしマスターズは5人で走ります。一斉にスタートです。

 

私は1区だったのでとても緊張していました、しかしコースは17回走りこんでいたし、ペース配分も頭に入っていました。スタートを切って走り出したのですが早い一般参加、中学生に引っ張られて普段以上のペースで走っていることに気づきます。自分のペースより少し早い小学生にターゲットを絞ってついていきます。

 

長い坂道で飛び出した小学生たちは次々脱落していきます。私は根気強くついていき長い直線では視野が急激に狭くなって前を走る小学生しか見えなくなっていました。練習の時から分かっていたのですが11分台を出すためには限界ギリギリの走りをするしかないと。最後、下り坂を下った先はまた長い直線になるのですが、ジリジリ小学生に離されます。

 

ハーハーと息遣いが荒くなりいつしかアーアーと叫ぶような呼吸になって前の小学生が振り向く始末。寒さで鼻水は出るし唾液を飲み込むと窒息しそうになるため気管がカピカピになったまま最後の直線を無心で走ります、どんなに腕を振っても足の回転が追いつかない状態だけど意識を保って第二走者につなぎます。

 

私は意識が飛びそうになって四つん這いになってしました。親切な親たちが走り寄ってきて「飲み物は?誰か上着かけてあげて!」と声をかけてくれるのですが心の中で「少しほっといて」と叫んでいました。後で気付いたのですが走り終わったメンバーは腰に手を当てて人気のいない方へ歩いていき呼吸を整えていたので皆同じ気持ちなんだと悟りました。

 

私は走りに集中したかったのでタイムを計っていなかったし、当日タイムの集計が出ないまま、後日発表と言うことになったのです(そんなことあるんか?)。

そして今日、LINEで集計結果が届いたのです。

 

 

なんと私のタイムは練習のベストタイムを30秒近く縮める11分20秒だったのです。そしてマスターズ1区1位!チームもマスターズ1位!メンバーのタイムを見ると私より年齢の高い人たちが去年よりタイムを縮めていて感動のあまり男泣きしてしまいました。

この年になって一等賞をもらえると思っていなかったので集大成を見せることが出来ました。

 

これでひと段落となったので、またブログを更新していけるように頑張ります。